社畜の賢い生き方|100%上司が間違っていても、絶対に相手を否定しない

あなたは、上司の発言が間違っている場合、指摘しますか?
私は指摘しません。
絶対に指摘しません。

なぜなら、相手に恥をかかす行為は犯罪、だからです。

相手の間違いを指摘して、感謝の言葉を貰うことは、ほぼ皆無です。
特に上司がその相手の場合は。

口では、指摘してくれてありがとう。と言うかも知れません。
しかし、心の中では、生意気なやつ。
恨み言を言っています。
そして、その恨み言は、後々大きな問題に発展します。

私は新人の頃、先輩のミスを会議で指摘した経験があります。
些細なミスでしたが、先輩は赤面して、目が血走っていました。
その時、自分が何をしたのか理解していませんでした。

誰でもミスはするものなので、ミ
スを指摘、発見した自分は偉いと勘違いしました。

で、その後、その先輩から粘着質な仕返しをもらうことになります。
先輩は、自分と会うたびに、ネチネチ嫌味を言い続けました。
「お前は優秀だからミスなんてしないよね。」
「頭がいい人は違いますね。」
仕事中に何度も無駄にからまれました。
しかも、自分の知らないところで、陰口を同僚などに話していたそうです。

本当に無能な社員はプライドばかり高いです。
でも、そんな事を思っていても絶対に本人の前では言ってはいけません。
もっと、相手から嫌がらせを受けるので。

相手の自尊心を貶してはいけません。
自分が苦しみ、不幸になるだけです。
アホはほっておきましょう。

虚しい正論を振りかざしても得られるのは恨み言。
社畜は絶対に、相手のミスを指摘してはいけません。

もし、ミスを指摘しないと自分も火の粉をかぶる場合は、
他人に指摘してもらいましょう。
それも、無理なら、相手が気がつくように誘導しましょう。
例えば、下記のように質問してみましょう。

■例
・間違い
Aが間違っている。

・正しい
Aも良いけど、Bも捨てがたくないでしょうか?
ちなみにBのメリットは何でしょうか?

私は、質問で相手の意識をづらす工夫をしています。

私は姑息で卑怯でしょうか?

なお、最近読んだ本にも同じような事が書かれていました。
昔から人間の本質は変わらないようですね。

もし人間関係で悩みを持っている人がおりましたら

是非読んでみて下さい。

人を動かす 新装版 デール カーネギー (著)