書類電子化の矛盾 ペーパーレス化のジレンマに悩む社内SE 紙って本当に必要ですか?

「そろそろ貴社もペーパーレス化しませんか?」

本日、こんなFAXが届きました。
FAXという紙の無駄使いをしている企業からの提案・・・・
凄く、違和感を感じます。
おい、まずは自社のFAXを廃止しろよ。

強烈に突っ込みを入れたくなります。

で、午後に突然、某会社の営業マン花子(偽名)が訪ねてきた。
笑顔なのに、目から疲労がダダ漏れていた。

私は、見た目で人を判断しないようにしている。
だから、突然の来客でも3分までは話を聞くようにしている。
相手が何を考え、何を話すのか。非常に興味があります。
人間観察を趣味にしていると言っても差し支えない。

「何かお困りごとはありませんか?」
「書類の電子化に興味ありませんか?」

多くの営業は、同じ質問をする。
きっと、社内の営業マニュアルに同じ記載があるのでしょう。
残念ながら、大変つまらないです。
一番のお困りごとはあなたです。

飛び込み営業が大問題です。
だから、私は、ユーモアのある返事をする。

「頭の固い上司が多くて、困っています。」
「上司をマインドコントロールできる仕組みありませんか?」

こんな事を真顔で言うと、相手はきまって顔をしかめる。
おい、なんだその顔は、可哀そうな子を見る目で見ないで下さい。

さて、3分間相手の話を聞いて感じたことは。
つまらない。驚きも、感動も、何もない。
一発芸や、マジックの一つでも披露すればいいのに・・・・
江頭2:50のように暴走するのは論外だけど
意外性は欲しい。

さらに、残念だったのが、話の内容と提案方法。。。
ペーパーレス化の提案なのに、書類が全て紙媒体でした。
えっと・・・・紙をなくそう!と言っているのに
大量に紙を利用しているのはなぜ何だろう。
この矛盾。気が付いているのでしょうか?

例えるなら、お菓子をバリバリ食べながら、

今日からダイエットしませんか?

と提案しているようなもんです。
言っていることと、やっている事が乖離していると
相手は絶対納得しないと思うのですが、
気が付いているのでしょうか?
社内SEの苦悩は続く・・・・・