国内仮想通貨取引所の罠 MATIC出金時に注意すること|ERC20に出金するとPolygonではMATICを使えない件

日本の国内取引所でMATICを出金時に注意すること

イーサチェーンERC20にMATICを出金するとPolygonではMATICを使えません。

ERC20に出金するとPolygonではMaticを使えません。
なぜってチェーンが違うから。

MaticをGOXしたかも?
最近このような相談が多いです。

by 友人

先日も知り合いが、国内取引所から送ったMaticが行方不明になったと相談がありました。
まず間違ったウオレットアドレスに送信していないか確認。
その後、詳しくヒアリングしてみると・・・原因が発覚。


なんとBitbankでポリゴン(MATIC)を出金していました。
実はBitbankの預入・引出については、Ethereumネットワーク上のERC20トークンにのみ対応しているので
、ポリゴン上にMaticをブリッジする必要があります。※2023年2月現在の情報です。

簡単に説明するとチェーンが違うとMATIC使えないということ。単純にメタマスクにMATICを送信すると言ってもどのチェーンにMATICを送信するかが重要になるんです。

AIさんにイーサリアムチェーンとポリゴンチェーンのMaticの違いを教えて頂きました。

イーサリアムチェーンとポリゴンチェーンのMaticの違いは以下の通りです。

チェーンの違い:イーサリアムチェーンはイーサリアムネットワーク上で動作するチェーンであり、ポリゴンチェーンは独自のサイドチェーンであり、イーサリアムチェーンとは異なるチェーンで動作します。

トランザクション速度と手数料:ポリゴンチェーンのMaticは、イーサリアムチェーンよりも高速で手数料が安いという利点があります。これは、ポリゴンチェーンがより効率的なコンセンサスアルゴリズムを使用し、イーサリアムチェーンよりもトランザクションの処理に必要な時間が短くなっているためです。機能:ポリゴンチェーンのMaticは、デフィ経済やNFTなどの機能を提供することができます。これは、ポリゴンチェーンが、EVM(Ethereum Virtual Machine)と互換性があるためで、イーサリアムチェーンと同様のスマートコントラクト機能を提供しています。

ユーザー数:現在、イーサリアムチェーンの方がポリゴンチェーンよりもユーザー数が多く、より多くの開発者がイーサリアムチェーンに注力しています。ただし、ポリゴンチェーンは急速に発展しており、今後の成長が期待されています。以上が、イーサリアムチェーンとポリゴンチェーンのMaticの主な違いです。

ポリゴンチェーンの歴史とメリットとデメリットについて

歴史:

  • ポリゴンチェーンは、2017年にMatic Networkとして設立されました。
  • その後、2021年にリブランディングが行われ、Polygon(ポリゴン)として再出発しました。
  • ポリゴンチェーンは、Ethereumの拡張機能として、イーサリアムチェーンと連携するサイドチェーンとして設計されました。

メリット:

  • 高速なトランザクション処理が可能であり、イーサリアムチェーンよりも手数料が安い。
  • スマートコントラクトの機能を提供しており、DeFiやNFTなどの分野で活用されている。
  • ポリゴンチェーンはEthereum Virtual Machine(EVM)と互換性があるため、既存のイーサリアムのDAppsを移行することが容易である。
  • ポリゴンチェーンは、多くのブロックチェーンプロジェクトとのパートナーシップを結び、さまざまなエコシステムを構築しています。

デメリット:

  • ポリゴンチェーンは、イーサリアムチェーンよりも新しいプロジェクトであり、まだ成熟していない可能性がある。
  • ポリゴンチェーンは、イーサリアムチェーンとは異なるチェーンであるため、イーサリアムチェーンの問題が解決されなければ、ポリゴンチェーンにも同じ問題が生じる可能性がある。
  • ポリゴンチェーンは、イーサリアムチェーンとは別のエコシステムであり、新しいトークンが導入される可能性があるため、ユーザーにとっては混乱を招く可能性がある。